インテル株式会社、ウチダスペクトラム株式会社、マイクロソフト株式会社の3社は17日、企業内のクライアントPCの運用管理を効率化し、TCOの削減を行なう「マネージド ビジネスPC イニシアチブ」を共同で立ち上げたことを発表した。
同イニシアチブでは、ビジネスクライアントPCの管理コスト削減支援を目的として、インテルのビジネスPC向けプラットフォーム「インテル vPro テクノロジ」搭載ハードウェアと、マイクロソフトの構成管理の運用ソリューション「System Center Configuration Manager 2007」を組み合わせた新ソリューションを提供する。
同ソリューションでは、長期に渡って電源が入っていないものも含めて、SCCM 2007の管理コンソールから一元的にビジネスPCを管理できるようになるため、オンサイトでのサポート件数の低減など、運用管理の効率化を進めることができる。ウチダスペクトラムは、同社の持つビジネス・クライアント運用管理システムの設計・構築ノウハウを活かし、ユーザへのソリューション提供を担当する。
同イニシアチブは、3社共同検証で得た結果をホワイトペーパーとして、Webサイト上で一般公開する予定。また、検証結果の詳細を説明するセミナーを3社共同で11月に開催する予定だ。2009年6月までに企業内のビジネスクライアントPC25,000台への同ソリューションの導入を目指す。