今回の「CCMS」のAzure対応にあわせ、両社でERP環境のクラウド化を促進するため、ワークスはマイクロソフトが提供する新しいパートナービジネスプログラムであるクラウドソリューションプロバイダー(CSP)プログラムに、国内のERPパッケージベンダーとして初めて参画した。
これにより、ワークスは高い実績のある自社製品・サービスに加え、企業ユーザーに信頼の高い「Azure」サービスをセットにしたワンストップのサービスが提案可能になるという。
ワークスでは、大手企業向けERPパッケージ「COMPANY」をクラウドサービス上で稼動させる研究開発に取り組み、2011年よりサービスを提供してきた。そのノウハウや技術を活かし、システム自動運用環境「CCMS」から「Azure」プラットフォーム上に構築した「COMPANY」環境を制御することにより、ERP環境をマルチクラウド化し、監視・運用体制およびシステム全体の耐障害性をさらに強化したという。
これにより「CCMS」ユーザーは、ITシステム全体のクラウド移行も見据えた、各社の要望に沿ったクラウド選択・導入が可能になるとしている。