「JMP 13」では、統計的データ発見のスピードを上げる優れた機能が追加された。一般化モデリング、決定的スクリーニング計画、信頼性、シミュレーション、統計的プロセス管理、消費者調査の機能強化により、データから最も正確で有用かつ有益な結論を導き出せる新たな可能性が開かれたという。
「JMP 13」の主な機能は次のとおり。
- クエリービルダー:JMPテーブルの結合、要約、絞込みが可能に。
- 仮想結合:メモリ内でデータテーブルを物理的に結合せずにリンクさせることができるため、大規模なデータの分析が可能に。
- ダッシュボードビルダー:ダッシュボードにより、複数のレポートを単一画面のなかで対話的に結合・共有ができるようになった。
- インタラクティブHTMLレポート:新しいインタラクティブHTMLオプションにより、レポートなどの共有機能を強化。
- 工程のスクリーニング:数百、数千の工程の管理図をスクリーニングし、確認が必要な工程を特定できるようになった。
- 計画の比較:単一のレポートで複数の実験計画を比較し最も効率的なものを選択できるようになった。
- テキストエクスプローラ:非構造化テキストデータ(調査、アンケートの自由回答欄、技
- 術報告書など)の分析が可能に。(日本語未対応)
また、高度な分析機能を追加した「JMP Pro 13」の主な機能は次のとおり。
- 計算式デポ:計算式デポプラットフォームを追加し、計算式の格納や管理ができるようになった。SAS、JavaScript、Python、SQL、C言語のスコアコードを生成。
- 一般化回帰:新たな検証基準、正則化の手法を追加。また、一般化回帰で打ち切りデータを扱うこともでき、さまざまな問題をモデル化できるようになった。
- Gauss過程モデル:当てはめスピードが向上し、より大きな問題が分析可能に。
- アソシエーション分析:所与の事象、レコード、またはトランザクションで共に発生する項目を特定できるようになった。
- 修理可能システムのシミュレーションの機能を強化。
- テキストエクスプローラ分析:フリーテキスト探索により明らかになった情報を予測モデルに組み込めるようになった。(日本語未対応)