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2015年、ITサービスベンダートップ5は富士通、NEC、日立、NTTデータ、IBM――IDCが発表

プロジェクトベース市場ではGlobal Business Servicesが好調のIBMが二桁成長

 サービスセグメント別に見ると、SIやITコンサルティングを中心とするプロジェクトベース市場では、アプリケーションの開発や運用を担うGBS(Global Business Services)事業が好調であったIBMが二桁成長を遂げている。

 情報システムやアプリケーションの運用管理サービスを提供するITアウトソーシング市場では、上位ベンダーのランキングに大きな変化はなく、富士通が1位をキープしている。ハードウェアやソフトウェアの保守を中心とするサポート&トレーニング市場では、縮小傾向が続くハードウェア保守による影響を受け、マイナス成長から横ばい傾向のベンダーが多くなっている。

産業別では銀行の大型案件を中心に金融が国内ITサービス市場の成長をけん引

 産業分野別に見ると、銀行の大型案件を中心として金融が国内ITサービス市場の成長をけん引し、NEC以外の上位ベンダーの売上成長に寄与している。金融以外では、ベンダーごとに売上を伸ばした産業分野には違いが見られるが、製造や流通、政府/公共向けが上位ベンダーの売上成長に寄与している。

 前年比売上成長率が最も高かった大手ITベンダーは、売上額が1,000億円を超えたアクセンチュア。すべてのサービスセグメント、すべての産業分野で二桁のプラス成長を遂げ、ITサービス事業が全社的に拡大している。

 IDC Japan ITサービス リサーチマネージャーの木村聡宏氏は、「クラウドを中心とした第3のプラットフォームの台頭は、国内ITサービス市場の構造を変えつつある。ITサービスベンダーは変化する市場で新たな機会を捉えるため、スピード感を持って、自らの事業構造の転換を進めるべきである」と述べている。

参考資料:国内ITサービス市場 売上ランキング、2013年~2015年(作成:IDC Japan)  

 今回の発表は、IDCが発行したレポート「国内ITサービス市場シェア、2015年:金融が大手ITサービスベンダーの成長を牽引」にその詳細が報告されている。

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