「MIRACLE System Savior(MSS)」は、複雑化する企業ITシステムのバックアップにおいて必要となる機能を実装したオフラインのシステムバックアップ・ソフトウェア。金融をはじめ、製造、流通、通信、医療などさまざまな業種で採用されており、システムバックアップ専用製品として、他社のデータバックアップ製品などと組み合わせて導入されるケースが増えているという。「MSS」により、中小規模から大規模サイトのサーバを持つ企業においてシンプルかつ確実なシステムのバックアップが可能になるという。
SAP HANAは、従来のデータベースソフトでは実現できなかった、基幹業務システムの膨大なデータをリアルタイムで分析することが実現可能なソリューションとして、企業で導入が拡大している。「Dell EMC Validated Systems for SAP HANA」は、デルの最先端かつ管理が容易なサーバである第13世代Dell PowerEdgeサーバにSAP HANAを実装した製品である。
SAP HANAアプライアンスの市場拡大に伴って、データバックアップに加えて運用管理の重要性が増加し、稼働サーバのシステムを容易に復旧するシステムバックアップのニーズが高まっているため、ミラクル・リナックスはSAP HANA対応のシステムバックアップ製品「MSS for SAP HANA」を開発したとしている。
また、デルの協力により、Dell-SAPコンピテンスセンターにおいて共同検証を行い、「MSS for SAP HANA」を使用して「Dell EMC Validated Systems for SAP HANA」のシステムバックアップ、および取得したシステムイメージからシステム復旧できることを実証したという。