「Box」からファイルを取り出さず、ノンプログラミングでシステム連携が可能
今回の接続検証により、「DataSpider Servista」の標準機能を使用して「Box」内で一元管理されたファイルをクラウド上やオンプレミスの多種多様なデータやシステムと連携させた処理が実現可能であることが確認された。
「DataSpider Servista」はGUI上の操作のみで、プログラミングをすることなく外部システムとの連携やデータソース活用を実現するデータ連携ソフトウェア。両製品の組み合わせにより、Box内のファイル更新をきっかけとして、社内システムの情報が自動更新される連携処理や、他のクラウドサービスから必要な情報を抜き出してファイルを出力、データ加工を行った後「Box」内でセキュアに共有する連携処理など、「Box」の特性を活かした外部システムとの連携ソリューションの提供が可能となる。
今回の接続検証では「DataSpider Servista」からOAuth2.0認証の制御スクリプトを作成して接続を行い、「DataSpider Servista」の開発ツール上で「Box」に対する接続および機能呼び出しの動作確認をおこなった。この結果「DataSpider Servista」から「Box」に対して「ファイルのアップロード」、「ファイルのダウンロード」、「フォルダの作成」、「フォルダ間のファイルの移動」などのファイルシステム操作ができることを確認したという。