IoT時代には、ソフトウェアによるITインフラの運用・管理によって自社サービスの柔軟かつ迅速な提供が可能となり、IT関連企業のみならずユーザ企業においても、ITインフラを運用・管理できる人材に対するニーズはさらに高まることが予想されるとし、6社はIoT時代のITインフラを支える人材の育成に向けて、一般社団法人AITACを設立したという。
AITACは、国内外の社会人・学生を対象に、Software Defined Network(SDN)/Network Function Virtualization(NFV)等の技術・スキル習得のための体系的な育成カリキュラムの策定・提供、産学と連携した教育訓練の場の整備ならびにSDN/NFV等の情報通信技術に関する資格認定制度の整備を行う。これらを通して、ネットワークとコンピューティング両方のスキル、仮想化や外部クラウドなどのソフトウェア資源を利活用できるスキルを所有し、ITインフラを運用・管理ができる人材を育成することを目指すとしている。
■AITACの概要
- 名称:一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会
- 設立日:2017年7月26日
- 所在地:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング
- 理事長:村井 純(慶應義塾大学環境情報学部長兼慶應義塾大学環境情報学部教授)
- 活動内容:SDN/NFV等の情報通信技術習得のための育成カリキュラムの策定・提供、講座開催、関連資格の認定制度の整備等