「HyperCloud」により、企業のS3対応アプリケーションはMicrosoft AzureのBlob Storageに接続できるようになる。「HyperCloud」は、Microsoft Azureクラウドプラットフォーム内の仮想環境下で実行されるソフトウェアであり、複数のAzure仮想マシン間の並列アクセスにより拡張性の高いパフォーマンスを提供できるという。
「HyperCloud」からAzure Blob Storageに取り込まれたデータは、Azure Blob形式に保存され、バイモーダル、マルチクラウド、コンバージドソリューションを実現できる。そして、Power BI、Azure Machine Learning、Cortana Analyticsなど、Microsoft Azureアプリケーションのエコシステムにアクセスすることができる。
 
 「HyperCloud」の主な特徴は次のとおり。
・クラウドコンバージェンス:共通のS3 APIを使用して複数のクラウドにまたがる情報を管理できる。
・互換性実績:100%ネイティブS3 API実装のため、ゲートウェイおよびトランスレーションレイヤが不要であり、業界最高レベルのS3アプリケーション互換性を実現。
・バイモーダルアクセス:S3 API経由の保存データはネイティブのAzure Blob形式で格納され、Azure Blob APIを使用してアクセスできる。
・容易な展開:このソリューションはAzureクラウドプラットフォーム上に完全に内蔵される。追加のソフトウェアやハードウェアは必要ない。
・エンタープライズ級のスケールと性能:スケーラブルなパフォーマンスのために複数のAzure仮想マシンに並列に展開できる。
・安全性:このソリューションには保管中と送信中のデータとKMS統合のための暗号化サポートが含まれている。
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                    EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ) 「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。 ※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です 
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