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Dell EMC、VMware環境向けにハイブリッドクラウドおよびモダンデータセンターを強化する新機能を発表

2018/11/21 13:30

 デルとEMCジャパンは、ハイブリッドクラウドやモダンデータセンター向け製品ポートフォリオの大幅な強化およびVMware製品との機能統合を発表した。この強化および機能統合は、企業におけるモダンデータセンターおよびハイブリッドクラウド環境のさらなる運用の自動化をサポートすることを目的としているという。

Dell EMC VxRail:ネットワーキング、管理、VMwareの最新機能へのアクセスを簡素化

 ・シンプルなネットワーク展開

 「Dell EMC SmartFabric Service」によるセットアップ、クラスタの拡張、日々の管理において、完全自動化したネットワーク認識と構成設定を統合する初のHCIアプライアンスがシンプルなネットワーク展開を実現。

 「VxRail」を任意の規模で迅速に展開できるようにするため、ネットワークオペレーティングシステム「Dell EMC Networking OS10 Enterprise Edition」の一部として、「SmartFabric Service」が「VxRail Manager」とVMware vSphereの統合を通じて、「VxRail」のハイパーコンバージド環境でネットワーク構成ステップを最大98%自動化する。

 また、「SmartFabric Service」によって、既存のデータセンターインフラとの相互運用性を維持したまま、データセンターのネットワーキング ファブリックを短時間で展開・自動化することができる。

 ・さらなる自動化

 ネットワーキングとともにVMwareクラウドスタック全体の自動化をさらに進め、「VxRail」クラスタでハイブリッドクラウド環境をこれまで以上に迅速に展開して管理できる。

 近日リリース予定のVMware Cloud Foundationを基盤にVMwareと共同エンジニアリングした唯一のHCIアプライアンスとして、「VxRail」はVMware SDDC(ソフトウェアデファインドデータセンター)へのこれまで以上にシンプルなパス、また将来にわたり次世代テクノロジーをサポートしていくハイブリッドクラウド戦略とともに、統合クラウドプラットフォームを提供する。

 これによって、例えばVMware Cloud on AWSなどのパブリッククラウドプロバイダーやPivotalなどのハイブリッドクラウドコンテナサービスへ拡張することが可能になる。

 ・透過的なシステム管理

 「VxRail」のすべてのタスクは、ユーザーが使い慣れている「VMware vCenter Serverコンソール」で直接管理できるので、VMware環境のメインの管理プラットフォームから「VxRail」管理環境へ簡単に移動することができる。

 ・卓越した柔軟性

 従来の3ノードではなく2ノードの「VxRail」クラスタをサポートすることで、これまで以上に高い柔軟性を提供。これによって、遠隔地の店舗などで限定的な要件を持つ小売企業のような、より大規模な組織のエッジにおける「VxRail」へのアクセス性がこれまで以上に高まる。

 さらに、新しい柔軟なvSANライセンス オプションによって、企業は希望するレベルのHCIソフトウェア機能と費用に合わせて導入することができる。

 ・次世代VMware Cloudテクノロジーとの緊密な統合

 「VxRail」は最新のvSANリリース(version 6.7U1)およびVMware Validated Design for SDDC 4.3をサポートするとともに、今後リリース予定の「Project Dimension」によってデータセンター、エッジ、ハイブリッドクラウドなどのユースケースと統合。

 「Project Dimension」では、「VxRail」はVMwareのコンピュート、ストレージ、ネットワーキング ソリューションと統合し、VMwareのサービスとして管理される。

 さらに、「VxRail」はVMware Site Recoveryのサポートによって、VMware Cloud on AWSへのプッシュボタンフェールオーバーによるディザスタリカバリが可能。

Dell EMC VxBlock Central:認識能力、自動化、アナリティクスを強化

 「Dell EMC VxBlock System」は、コンピュート、ストレージ、ネットワーキング、VMware vSphereによる仮想化のすべてを統合して提供するターンキーCIシステム。「VxBlock System 1000」では、新しい「Dell EMC VxBlock Central」ソフトウェアが、認識能力、自動化、アナリティクスによって日常的なCI管理を簡素化する。

 「VxBlock Central」は、「VxBlock System」の情報へリアルタイムにアクセスするための統合ユーザーインターフェイスを提供する。これには、日常的な運用タスクを自動化するVMware vRealize Orchestratorへの統合起動ポイント、詳細なアナリティクスを提供するVMware vRealize Operationsへの起動ポイント、また「VxBlock」ストレージ容量を簡単に管理するための環境が含まれている。

 「VxBlock Central」とVMware vRealize Suiteの統合は、IaaSの強力な基盤を確立するだけでなく、「VxBlock Systems」をベースにしたプライベート/ハイブリッドクラウドオペレーションモデルへの簡素化したパスを提供する。  CIを念頭に置いた「VxBlock Central」のvRealize OperationsおよびvRealize Orchestratorソフトウェアとの統合によって、CIシステムのステータスおよび時間短縮を実現するオーケストレーションワークフローへの高い可視性が実現される。

 企業は、VMware vRealize Automationを含むvRealizeソフトウェアツールのさらなるレイヤーを活用して、完全なクラウドサービス提供と管理が可能になる。また、「VxBlock」をベースにvRealize Suiteを活用することで、「VxRack SDDC」および「VxRail」アプライアンスを含め、他のDell EMCクラウドプラットフォームを網羅する一貫したエクスペリエンスを確立できる。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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