証跡管理システム「ObserveIT」は、米ObserveIT社が開発した操作記録と行動監視/分析ツールで、ユーザー操作を画像で記録/再生し、ポリシー違反のあった際にはアラート通知を行い、全社的な情報漏えいリスクを削減するという。
クライアント仮想化ソリューション「Ericom Connect」は、あらゆるデバイスにWindowsアプリケーションとデスクトップへのアクセスを提供する。業務端末から機密データを扱うシステムへのアクセスを画面転送を通じて行うことで、データを持ち出さずに活用できるという。
その逆に、社内ネットワークからインターネットアプリケーションにアクセスする際に画面転送を利用すれば、マルウェア等の脅威を取り込まずにインターネットを活用できる。また、私物の端末を使ったテレワークなど、新しい働き方を実現することも可能になるという。
今回、「ObserveIT」が「Ericom Connect」に対応したことによって、仮想環境並びにこれらの既存環境が混在するようなシステム上の操作画面を記録できるようになり、余分なコストや管理者への負担をかけずに、システムの安全性を高めることが可能になるとしている。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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