紛争事例に学ぶ、ITユーザの心得 実質、準委任契約なのにシステムの完成責任を負わされる 働いてもお金を貰えないベンダの悲哀 システム開発 偽装請負 請負契約 準委任契約 プッシュ通知 細川義洋[著] edited by DB Online 2020/05/13 10:00 今回は以前からその問題が指摘され、法改正がなされた後も問題視され続けている偽装請負について取り上げます。 ※印刷用ページ表示機能はメンバーのみが利用可能です(登録無料)。 会員登録(無料) ログインはこちら バックナンバー WEB用を表示 プッシュ通知 著者プロフィール 細川義洋(ホソカワヨシヒロ) ITプロセスコンサルタント 東京地方裁判所 民事調停委員 IT専門委員 1964年神奈川県横浜市生まれ。立教大学経済学部経済学科卒。大学を卒業後、日本電気ソフトウェア㈱ (現 NECソリューションイノベータ㈱)にて金融業向け情報システム及びネットワークシステムの開発・運用に従事した後、2005年より2012年まで日本アイ・ビー・エム株式会社にてシステム開発・運用の品質向上を中心にITベンダ及びITユーザ企業に対するプロセス改善コンサルティング業務を行なう。現在は、東京地方裁判所でIT開発に係わる法的紛争の解決を支援する傍ら、それらに関する著述も行なっている。 おもな著書に、『なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術』 日本実業出版社、『IT専門調停委員」が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則』。 Article copyright © 2020 Hosikawa Yoshihiro, Shoeisha Co., Ltd. バックナンバー 連載:紛争事例に学ぶ、ITユーザの心得 神は細部に宿る?要件定義の甘さが招く数千万円の損失 発注者の「信義則違反」とは?ユーザー企業なら知っておきたいリスク 「開発の目的」をどこに記載してますか?システム開発の契約に潜む落とし穴 発注したシステムのプログラムの著作権、その有無の基準とは? 分割した開発代金の支払いは、止められるのか【IT紛争事例に学ぶ】 ユーザが協力義務を果たすためには何をすれば良いのか?【IT紛争事例に学ぶ】 システム開発トラブル時の「謝罪文」は有効なのか?【IT紛争事例に学ぶ】 未完成のシステムに払ったお金、検収済みでも返金してもらえるのか? もっと読む