NTTデータ先端技術は、バックオフィス業務の自動化、効率化に向けた先進自然言語処理ソリューション「PhroneCore(プロネコア)」を12月より提供開始することを発表した。
「PhroneCore」は、バックオフィス業務に必要となる文書分類、知識読解、自動要約などさまざまな言語理解が可能な各種AI機能を具備し、必要に応じた機能のみを組み合わせて活用できることで、コストを抑えながらも業務への迅速なAI適用を実現するとしている。

本ソリューションでは、文脈を理解することができる最新の自然言語処理技術「BERT」を活用しており、少ない学習データでも高精度な文書理解が可能で、営業日報や請求書等の内容分析等、文書の整合性やリスクチェック等、幅広いバックオフィス業務の自動化・効率化を実現するという。
また文書の知識化を半自動化する技術「知識グラフ」を活用することで、人の視点と同じように意味や関係性を認識させ、従来の機械学習では実現できなかった“AIの回答に対する説明”ができることで、AIが出した結果のブラックボックス化にも対応し、業務の効率化のみに留まらず、業務品質の向上や人材育成の促進にも寄与するとしている。
NTTデータ先端技術は、2026年3月末までに50ライセンスの販売を目指すという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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