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WS2008、VMware/Hyper-V対応でマルチドメイン環境のSendmail

16日、センドメールは「Sendmail Advanced Message Server 2.0 J Windows」(SAMS 2.0)を5月11日から提供を開始すると発表した。新しい2.0では、Windows Server 2008およびVMwareとHyper-V環境に対応したことで、単一物理サーバーでマルチドメインのメールサーバーを構築できる。

 16日、センドメールはWindows向けメールサーバーの最新版「Sendmail Advanced Message Server 2.0 J Windows」(SAMS 2.0)の提供を開始することを発表した。SAMS 2.0は、ISPや企業グループなどのマルチドメイン環境を仮想化により1台の物理サーバーで運用できるになっている。

 SAMSは、Windows Server 2008向けのMTA(Message Transfer Agent)、POP/IMAPサーバー、専用データベースを統合したソフトウェアで、新しいバージョン2.0では、VMwareとHyper-V仮想化環境にも対応している。仮想化環境に対応することで、数万単位のアカウント管理やスケーラビリティを持つメールサーバーを効率よく構築できるという。

 また、SAMS 2.0の販売にあわせて、Zip圧縮/PDFパスワード、アンチスパム機能などをバンドルしたパッケージ製品も提供される予定だ。パッケージ製品はSAMS、オプション機能を個別に購入する場合より最大で35%ほど低価格になる。販売はセンドメールのパートナー各社から5月11日より開始される。価格はオープンプライスだが参考価格は250ユーザー規模で88万円からとなっている。
 

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