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業務プロセスの可視化による業務分析講座

演習3:物流業者の商品入荷プロセス

第3回


今回も引き続き、作図演習を実施します。与件では、前回と同様、架空の業務内容を説明しています。与件と設問に基づいて、業務フロー図を書いてください。  

与件

 物流事業者のC物流は、工場から物流拠点へ商品を配送しています。ここでは、C物流の入荷プロセスについて説明します。

手順

 C物流は、当業務プロセスを以下のような手順で実施しています。

  • 工場の担当者は、商品と入庫納品伝票を物流拠点に配送する。
  • 倉庫第一課の担当者は、商品と入庫納品伝票を工場から受領する。次に、倉庫第一課の担当者は、入庫納品伝票のバーコードを読み取り、在庫管理システムに入庫情報を入力する。それから、倉庫第一課の担当者は、商品と入庫納品伝票を倉庫第二課に渡す。
  • 倉庫第二課の担当者は、商品と入庫納品伝票を倉庫第一課から受領する。次に、倉庫第二課の担当者は、在庫管理システムから入庫リストを出力する。それから、倉庫第二課の担当者は、入庫リストを参照して、商品を保管場所ごとに分類する。
  • 倉庫第二課の担当者は、商品と入庫納品伝票を保管場所に搬送する。
  • 倉庫第二課の担当者は、入庫リストで指定された保管場所に、商品と入庫納品伝票を保管する。次に、倉庫第二課の担当者は、入庫リストと入庫納品伝票のバーコードを読み取り、在庫管理システムに保管情報を入力する。

追加事項

 その他、当業務プロセスについて、以下の点が判明しています。

  • 商品を保管場所に搬送するとき(格納時)、倉庫第二課の担当者は、入庫リストを参照する。

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設問

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この記事の著者

筒井 彰彦(ツツイ アキヒコ)

某SIerに勤務。これまで、業務アプリケーションの開発、モデリングツールの導入支援、コースウェア(ソフトウェア開発プロセス、オブジェクト指向モデリング)の企画・開発等に従事。最近は、内部統制プロジェクトに参画。技術士(情報工学部門)。主な著書に『7つの要素で整理する業務プロセス』『5つの要素で整理す...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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