SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

65%の企業が在宅勤務を継続意向 ――タニウム IT運用に関するグローバル調査

 タニウムは7月20日、米国TaniumがPSBインサイトに委託して実施した企業のIT運用に関するグローバル調査レポート「IT Leads the Way:How the Pandemic Empowered IT」(邦題:「組織の成長を牽引するIT パンデミックの到来によって高まるITの価値」)の日本語版を公開した。

 本レポートの調査対象は、米国および英国企業500社のIT部門の意思決定者で、金融、ヘルスケア、製造、小売をはじめ、様々な業界の企業が含まれるという。また本調査は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大による在宅勤務シフトにおける企業のITおよびセキュリティオペレーションの実態、大規模なリモートワーク移行下で組織が直面しているセキュリティの課題、企業の今後のIT投資の意向などについて調査を行い、まとめられている。

主な調査結果

COVID-19パンデミック以前は、約9割の企業が在宅勤務へのシフトに自信を抱いていたものの、在宅勤務シフトで約6割の企業が困難に直面

 2020年初めの段階では、企業の88%が在宅勤務を完全かつ安全にサポートする一定の自信を抱いていたという。しかしながら、この自信は、COVID-19拡大による急速な在宅勤務モデルへのシフトを前提としていないもので、実際に従業員を在宅勤務にシフトさせるプロセスにおいて、61%が困難に遭遇したと回答。特に、パンデミック初期段階から今日に至るまでに直面したエンドユーザーのリスク行動の中で危険性が高かったものとして、機密性の高いデータの保存(41%)、フィッシングメールのクリック(38%)、権限のない不適切なアクセス(37%)、機密データの漏えい(37%)、シャドーIT/未許可アプリの使用(35%)などが挙げられたとしている。

約7割の企業が、ITセキュリティおよびITオペレーションにおいて、新たな課題と複雑性増大に直面

 回答者の73%はITのセキュリティに関する新たな課題に、69%はITのオペレーションに関する新たな課題に直面していると回答。また、回答者の52%はITのセキュリティに関する課題が、56%はITのオペレーションに関する課題が、より複雑化したと回答している。

86%の企業が在宅勤務にシフト、65%の企業が在宅勤務を継続意向

 パンデミックの発生によって、企業の86%が一部または大部分の従業員を在宅勤務にシフト。65%の企業は、在宅勤務の増加は部分的ではあっても、今後も継続していくと考えているという。

COVID-19パンデミック以前の計画と比較して強化する投資の優先順位トップ10は、すべてインフラまたはセキュリティ

 COVID-19以前の計画と比較して強化する投資領域のトップ10は、すべてインフラまたはセキュリティとなった。そのうち上位5項目は、クラウドインフラ(66%)、データ/情報セキュリティ(63%)、脅威の検知(60%)、セキュリティ/コンプライアンス関連のソフトウェアとサービス(59%)、アンチマルウェア・ツール/アンチフィッシング・ツール(57%)となっているという。

 タニウムは、今こそ企業がテクノロジーに積極的な投資を行い、チームの一体感を高め、俊敏性を向上させ、デジタル・トランスフォーメーションを加速するべきとしている。

【関連記事】
テクマトリックス、米タニウム社のリアルタイム脅威把握製品「Endpoint Platform」を提供
ジャパンシステム、エンドポイントの検知・可視化・コントロールを実現する脅威検索プラットフォーム
サイバー攻撃増加もITセキュリティ支出は鈍化傾向【CyberEdge調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14710 2021/07/21 05:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング