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データブリックス、16億ドルの資金調達で企業価値評価は380億ドルに

 米現地時間8月31日、Databricks(以下、データブリックス)は、16億ドルの資金調達ラウンドについて発表した。今回の新たなラウンドによって同社の総資金調達額は約35億ドルとなり、この資金はデータレイクハウス市場における優位性を加速させるために使用するとしている。

 カウンターポイント・グローバル(モルガン・スタンレー)が幹事を務めるシリーズHファンディングは、データブリックスの資金調達後に関する企業価値を380億ドルと評価。カウンターポイント・グローバルには新たな投資家としてベイリーギフォード、クリアブリッジ、UC Investments(カリフォルニア大学理事会の最高投資責任者室)が加わっているという。

 また、レイクハウスのグローバル展開を加速させるため同社は、Salesforceの元エグゼクティブであるAndy Kofoid氏をグローバルフィールドオペレーションズ担当プレジデントに任命したとしている。

 同共同創業者兼CEOのアリ・ゴディシ氏は、「今回の新たな投資は、データブリックスのレイクハウス・プラットフォームに対する急速な導入とお客様からの驚異的な需要を反映したものです。また、レイクハウスが未来のデータアーキテクチャであるという当社のビジョンに対する、企業や投資家からの信頼を裏付けるものでもあります。この投資は、当社がイノベーションのペースを加速させ、レイクハウスを導入しようとしているデータドリブン型組織の成功にさらに投資することができるという、興味深い新たな展開を示しています」と述べている。

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