フューチャーアーキテクトは1月20日、SBI地方創生サービシーズに提供する「次世代バンキングシステム」を福島銀行に導入すると発表した。2024年の本稼働を目指すとしている。
「次世代バンキングシステム」は、フューチャーアーキテクトがこれまで全国30行以上の地域金融機関の改革を支援してきた実績をもとに、ゼロベースで最適を追求したクラウド型基幹系業務システム。最大の特長は、勘定系コア機能をシンプルにし、マイクロサービスアーキテクチャによってビジネスの変化に柔軟かつスピーディーに対応できるよう設計している点だという。また、各システムに分散する顧客情報を一元化し、リアルタイムデータを活用した経営戦略の施策立案やサービスの拡充、店舗業務のコスト削減や業務効率化を図る。
福島銀行は2021年4月に開始した新中期経営計画において、地域創生に貢献するための主要施策として「DX化の推進」を掲げているという。フューチャーアーキテクトは、福島銀行のIT戦略パートナーとしてSBI金融クラウド上に「次世代バンキングシステム」を構築し、新サービスの展開や営業力強化、業務効率化へ向けたDX化を支援するとしている。
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