日立ソリューションズは、Labelbox(以下、ラベルボックス)と「Labelbox」の販売代理店契約を締結した。3月24日から販売開始したという。
同サービスは、AIモデルの判定精度を高める上で最も手間のかかるデータラベリング(アノテーション[※1])について、学習済AIモデルを活用した効率化、データの品質管理を支援するもの。同サービスを利用することで、学習データを短時間で作成し、高精度なAIモデルを早期に開発することが可能になる。ラベルボックスの調査では、データラベリング作業時間の約8割を削減できるとしている。
なお、同サービスはNASA JPL(ジェット推進研究所)をはじめインフラ、医療等の200社以上に採用されているという。
「Labelbox」の特長
- 多様なデータに対するラベリング作業を効率化するプラットフォームにより、作業者の負荷を軽減
- アクティブラーニングによるデータラベリングの精度向上
- データの品質を分析し可視化することで、ラベリングの品質管理を支援
- 担当者ごとのラベリング作業の進捗を一元管理し、チームマネジメントを支援
[※1]データを学習させる際に、画像、テキスト、音声などあらゆる形態のデータに情報タグを付加し、意味づけや紐づけをすること