日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、100%子会社の「日本アイ・ビー・エム共同ソリューション・サービス(以下、CSOL)」と「日本アイビーエム中国ソリューション(以下、IGSCH)」を、日本アイ・ビー・エム デジタルサービス(以下、IJDS)と7月1日に合併すると発表した。
母体となるIJDSは、2020年7月1日に、金融機関や製造業で実績のある100%子会社3社が統合し設立。CSOLは、九州地区と中国地区でソリューションを提供し、銀行との強固なパートナーシップのもと、基幹システムの共同アウトソーシングを支援している。IGSCHは、グローバルに展開する大手自動車メーカーのシステム構築・運用を担うアウトソーシング・サービスの提供を中心業務とし、基幹業務システムの開発・運用・保守などを提供しているという。
IJDSは、合併により地域の拠点を拡大し、また多様なプロジェクトへの参画を通して、社員のスキルの選択肢やキャリアパスの幅を広げることができるとしている。
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