日本オラクルは、ポーラ・オルビスホールディングスが、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」と、その製品群である「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management(EPM)」を導入したと発表した。
ポーラ・オルビスホールディングスでは、従来、オンプレミスの会計システムを10年以上運用してきたという。市場やパンデミックによる外的環境変化への対応が難しくなってきたことから、システム刷新を決定したとしている。
同社は導入により、帳簿体系の最適化とマスターデータの一元化、販売・入金処理の統合を実現。今後は、この基盤をグループ全体で活用し、経営管理の精度向上や、プロセス・組織体制の合理化や標準化、自動化を進めていくという。また、サプライチェーン領域への拡大も視野に、迅速な経営判断やグループ全体の最適化を目指すとしている。
なお、今回ポーラ・オルビスホールディングスが採用したのは、「Oracle Cloud ERP」に加え、「Oracle Cloud EPM」のエンタープライズ・データ管理である「Enterprise Data Management」。日本アイ・ビー・エムがプロジェクトの稼働を支援したという。
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