4月14日、ニュータニックス・ジャパン(以下、Nutanix)は、関西電力が、デジタルワークスタイル変革を推進する環境として、Nutanixクラウドプラットフォームを採用したVDIの利用を開始したことを発表した。
関西電力グループは、デジタルトランスフォーメーションの取り組みの一つとして、グループ会社のオプテージと共に、関西電力および関西電力送配電の従業員、最大34,000ユーザー向けにVDI環境を整備。Microsoft 365とBoxの提供を開始したという。
Nutanixの導入により、VDIの活用を開始した部門からワークスタイルが変化し、オンライン会議が進むにつれ、場所や時間を選ばず柔軟な情報共有と意思決定が可能になったという効果がもたらされたとしている。また、コロナ禍の影響でリモートワークや在宅勤務にシフトした従業員も、柔軟な働き方を選びながら生産性を向上させているという。さらに、従来最大20分かかっていた仮想マシンの複製時間が数秒に短縮されるなど、運用工数の削減も実現したとしている。
同社のIT戦略室 情報通信技術グループの川合昭徳氏は、「オフィス、外出先、自宅のどこにいても円滑にコミュニケーション/コラボレーションできる環境が整えられました。ユーザーの利便性とともに、生産性も着実に向上できている実感があります。高性能なVDI環境によって、今までできなかった柔軟な働き方が可能になり、不可能が可能になったことが最も大きな成果だと思っています。次のステージでは、DR対策としてのクラウド活用を検討していきたいです」と述べている。
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