スノーフレイクは4月27日、23年度事業戦略説明会を開催した。
日本における22年度の振り返りとして同社は、具体的には以下の四つを挙げ、ビジネス成長の「FOUNDATION(基礎)」を固めた一年だったと振り返る。
- カスタマー発表:DATA CLOUD TOURイベントやSNOWDAYイベントなど
- パートナー機会:Microsoft Azure東日本リージョンに対応、ローカルパートナーとの協業
- コミュニティ形成:ローカルユーザーコミュニティの開拓、BUILD.LOCALイベント
- SNOWFLAKEチーム:フロント、バックオフィスを含めた国内人員の拡大、西日本営業チームの設立
次いで23年の事業戦略としては「EXPANSION」を掲げ、主として以下の四つの要素を挙げる。
- 業界向けデータクラウド
- One Snowflakeチーム
- パートナーエコシステム
- プログラム
「業界向けデータクラウド」では、金融やメディア、リテールやヘルスケアライフサイエンスのデータクラウドの拡大を目指すという。また、「One Snowflakeチーム」の目的としては、SNOWFLAKEの国内体制の拡大を目指し、カスタマージャーニー支援や国内中部・西日本エリアへの顧客支援、新規ビジネスや市場開拓を行っていくとしている。
同社は今後、国内体制の充実をさせるだけでなく、業界向けのデータクラウドのユースケースを広げ、データモビライゼーションを加速させていくとのことだ。
【関連記事】
・中外製薬がクラウド基盤にSnowflakeを導入 データ環境整備でイノベーション加速を目指す
・新個人情報保護法の改正ポイントとSnowflakeの「データクリーンルーム」
・ウェザーニューズの社内外“両輪のDX”を支えるデータ基盤 国内初の取り組みにSnowflakeと挑む