PwCコンサルティングは6月8日、「日本企業のDX推進実態調査2022」の調査レポートを公開した。
同社は、2022年1月より日本企業に対してDXに関する調査を実施。売上高10億円以上のDXを推進している企業に所属する、管理職以上の幹部1,103人から回答を得たという。
レポートのサマリー
- 59%の回答者が経営戦略に基づき、全社的にDXに取り組んでいると回答。日本では「全社DX」が経営における重要なアジェンダとして一般化していると言える
- DXにより十分な成果を創出したと答えた回答者は10%に留まる
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DX成功の7つのキーアジェンダ
- DXビジョン・戦略の具体化
- 権限・役割の明確化
- DXへの全社巻き込み
- 内部人材の変革
- DXの成果モニタリング
- VoC/VoE活用
- イノベーション促進
- 上記キーアジェンダの実現を支え、DXを成功に導くDX専任組織(DXMO)の役割を提言
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