スノーフレイクは、新たなサイバーセキュリティワークロードの提供を開始したことを発表した。
このワークロードにより、「Snowflake」のプラットフォームのパワーと伸縮性を生かし、構造化ログ、半構造化ログ、非構造化ログをネイティブに処理できるようになるという。
ユーザーは何年にもわたる大量のデータを効率的に保管し、スケーラブルなオンデマンドのコンピューティングリソースを利用して検索を行い、SQLやPythonなどの汎用言語を用いてインサイトを獲得できるという。
さらに、「Snowflake」を用いてセキュリティデータとエンタープライズデータはシングル・ソース・オブ・トゥルース(信頼できる唯一の情報源)に一元化される。これにより、HRシステムやIT資産管理から取得したコンテキストデータを検知や調査に利用し、アラートの忠実度を高めたり、大量のデータに対して高速でクエリを実行可能になる。
またセキュリティチームは、セキュリティ体制を総合的に可視化し、膨大なデータ取得コストやデータ保持コストを負担なく、データサイロの解消の実現ができるとのことだ。
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