南紀白浜エアポート、NEC、凸版印刷、マクニカ、JALは、和歌山県の南紀白浜空港において、MR（Mixed Reality：複合現実）技術やローカル5Gを活用した、「MR空港体験」の実証実験を6月14日から開始したと発表した。
「MR空港体験」は、仮想空間上の飛行機へ自由にペイントを施し、そのペイントしたオリジナル飛行機が実際の滑走路に実寸大のサイズで着陸する様子を見ることができるサービスだ。
本サービスは、MRグラスを装着した家族や友人など複数の参加者が、一緒に仮想空間上の飛行機にペイントを施すもの。ペイント完成後、ペイントした世界に一つだけのオリジナル飛行機が実際の滑走路に実寸大のサイズで着陸する様子を滑走路脇の場周道路で見ることができるという。
参加者は場周道路に移動後、MRグラスを装着するとペイントを施したオリジナル飛行機が上空に現れ、実寸大の飛行機が実際の滑走路に着陸する様子が見学可能となっている。
なお、これらの体験はMR技術や大容量・低遅延でリアルタイム伝送が可能なローカル5Gを活用しているとのことだ。
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