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ガートナー、事業成長に必須なデジタル人材が持つべき3要素を発表

 ガートナージャパンは6月16日、ビジネス成長を加速させるにあたって、ITリーダーはコンポーザブル・アプリケーションへの変革を推進することが重要という見解を発表した。

 同社が2021年に実施した調査では、CEOの最優先課題として「ビジネス成長」、CIOの最優先課題に「変化対応」が挙げられているという。

 同社アナリストの飯島公彦氏によれば、テクノロジーはビジネス自体を実現するものであり、もはや効率だけを求めるものではないとのこと。そこで重要なものがデジタル人材の確保であり、同社ではそのデジタル人材に必要となる3つの能力を挙げている。

  • 新しい発想でビジネスをデザインする能力
  • 新しいビジネスにあうようにテクノロジーをデザインする能力
  • ビジネスとITをつなぐ橋渡し能力

 特に橋渡し能力は、チームの構成を変え、チームとして発揮できる能力を拡張する上で不可欠だという。

 もっとも、「望む人材を確保できない」ことが最新テクノロジーの適用における最大の障壁にもなっていることから、その対策として同社はビジネス・テクノロジストとフュージョン・チーム (多分野混成チーム)の展開を推奨している。飯島氏は、ITのプロ、特にソフトウェア・エンジニアリング・リーダーは、ビジネスとITをつなぐフュージョン・チームをリードし、ビジネス・テクノロジストとともに、テクノロジーを戦略的に活用していく必要があるとのことだ。

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