横河電機は、7月1日、製造業の経営コンサルティングサービス事業を展開する新会社「横河デジタル」を設立した。
横河デジタルは、製造業の経営から現場までの領域でコンサルティングサービスを提供。施策の立案とロードマップの作成、OTとITの知見とノウハウを生かしたソリューション提案により、DXを支援するという。
また、横河電機の子会社である横河ソリューションサービスとともに、システムの実装や運用・保守も行い、顧客を支援。ソリューションの導入にあたっては、産業用クラウドプラットフォームである「Yokogawa Cloud」を基盤に、SaaSなどサブスクリプション型のサービス提供を行い、最新技術を利用できる環境を整備するとしている。
横河デジタルは、10月1日から営業を開始し、まずは国内の企業に対してサービスを提供。将来的にはグローバル展開も視野に入れ、経営コンサルティングサービスとそれにともなうDX・ITサービスや、運用・保守を提供していくという。
【関連記事】
・P&Gとマイクロソフト、製造業のデジタル化に向けて提携 両社の専門家組織「DEO」も設立
・コニカミノルタとキンドリル、画像IoTソリューション事業で協業 製造業における生産性向上に貢献
・日立、製造業の属人的な業務ノウハウを一元管理する「WIGARES」提供開始