東芝エネルギーシステムズと、バルクホールディングスの子会社であるサイバージムジャパンは、エネルギー事業者向けサイバーセキュリティ訓練サービスに関する協業を行うと発表した。今年度下期以降、順次サービスを提供するという。
東芝エネルギーシステムズは、エネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売を行っており、特に国内外で電力系のOT(Operational Technology)領域でのシステムエンジニアリングの知見、およびそれらに関する納入実績を有している。サイバージムジャパンは、イスラエルの「CyberGym Control」(以下、CYBERGYM)との共同事業として、CYBERGYM独自のサイバーセキュリティ訓練サービス用の設備およびプログラム(CYBERGYMアリーナ)を、国内を中心としたアジア地域に提供している。
両社は今後、電力会社を中心としたエネルギー事業者およびインフラ事業全般(工場、ビル、電鉄など)向けのサイバーセキュリティ訓練サービスを、国内向けに共同開発・提供するほか、アジア展開などにおける協業を推進していくという。
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