KDDIとシスコシステムズ(以下、シスコ) は、ハイブリッドワークの実現を支援するため、東芝グループの社員約10万人にクラウド型セキュリティサービス「Cisco Umbrella」、約2万人にクラウド電話サービス「Cisco Webex with KDDI」の「Webex Calling」を導入した。
東芝グループは従来、会社の固定電話への問い合わせに対し、リモートで対応できる範囲が限定的だったという。導入により、オフィスの固定電話番号をリモート環境からでも使用できるようになった。また、一元管理できることから管理・運用面でも作業時間を削減できているとしている。
今後、東芝グループは導入するライセンス数を拡大していく予定。将来的には、ゼロトラストの概念を取り入れた次世代ネットワークへの移行を進めていく方向だという。
導入したサービス
- Cisco Umbrella:企業のネットワークの外でも、デバイスを保護し、ユーザーがどこにいても安全にインターネットアクセスを提供するクラウド型セキュリティサービス
- Webex Calling:PBXやサーバーなどのオンプレミス設備を顧客側で用意する必要がないクラウド電話サービス
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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