SAPジャパンと三菱電機は、一般送配電事業者向けDX推進のためシステム分野において協業を開始したと発表した。
今回の協業では、送配電事業の運営に係る監視制御から計測、各種業務運用に関し、三菱電機が長年培った様々な知見やシステムインテグレーションのノウハウと、SAPが持つ公益事業向けソリューションであるSAP S/4HANA Utilitiesをはじめとする最新技術、およびグローバルナレッジとを組み合わせるという。
これにより、一般送配電事業者におけるDXを推進し、カーボンニュートラル社会の実現を支援するとしている。
具体的には、スマートメーターに代表される計測制御からエネルギーデータに基づく精算業務並びに分析業務などの各種運用技術（OT）と情報技術（IT）の連携が重視されるソリューションやサービスの企画・販売を両社共同で行うことで、両社の強みを統合したソリューションの提供を行っていくとのことだ。
【関連記事】
・SAPジャパンとセンシンロボティクス、プラント設備の保全を効率化する「SENSYN CORE」提供
・日立システムズが中小企業向けSAP導入セミナーを開催 導入企業での具体的事例も紹介
・SAPジャパン、東京大手町の新オフィスで業務開始 従業員間の交流や柔軟な働き方を支援
