SAPジャパンは9月5日、東京大手町の本社新オフィスでの業務を開始。2021年2月に同社が発表したとおり、コンカーも同オフィスに転入し、業務を開始した。
SAPジャパンは、新オフィスを従業員の就業スペースから、以下の3つのコンセプトを実現する場とすることを目指すという。
- フレキシブルな働き方をサポートする:会議室に備えたオーディオビジュアル機器やオフィス用アプリケーションのようなデジタル技術を活用してバーチャルと対面を組み合わせたハイブリッドな働き方を実現。ビジネスや環境の変化に応じてワークスペースを柔軟に変化させ、最適な働き方を支援する
- 従業員のコラボレーションをサポートする:組織の壁を越えたコラボレーションをサポートし、従業員間の偶発的な出会いや会話を楽しむ場を提供。チームビルディングの場として活用することで組織力を強化する
- 新しいエコシステムをつくりだす:既に大手町に存在するSAP Experience Center、Inspired.Lab、新オフィスの3拠点をキャンパスとして活用。顧客やパートナー企業とのイノベーションやコラボレーションを加速する新たなエコシステムを構築する
また、上記3つのコンセプトを実現するために、新オフィスでは4つの取り組みを実施するという。
- デザインやレイアウトを固定化せず、利用者のニーズに対応し、常に進化し続け働く人の好奇心を刺激するオフィスの実現
- 従業員のパフォーマンスを向上するうえで大変重要な前提となるウェルビーイングを、オフィス環境においてサポートする
- オフィスに居る人同士のコミュニケーションを促進する「ワークプレース アンバサダー」と呼ぶ新たな担当者を設置。出社している従業員を検索できるSAPのアプリケーションを導入
- SAPソリューションを理解するためのSAP Experience Center、企業の新規事業開発やイノベーションの促進を支援するLab、従業員と顧客・パートナー企業とのコラボレーションを促進する新東京オフィス、この3つの施設をベースにした新たなエコシステムの構築
SAPジャパンは今後、新オフィスでの業務を通じて、SAPのテクノロジー活用、サステナビリティの取り組みの実践、そしてコロナ以降の新たな働き方のショーケースとなることを目指すという。
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