NTT東日本グループの関連会社であるベトナム「OCG Technology JSC(以下、OCG)」は、ローコード開発基盤「OutSystems」を使った開発支援および技術者育成サービスをベトナムにおいて9月20日より開始した。同サービスのファーストユーザーとして、Standard Units Supply Vietnam Company Limited(以下、SUS)の営業支援ツールを、OutSystemsの開発基盤を使って共同開発するという。
共同開発では、従来SUSがExcelなどのファイルベースで管理していた顧客情報や折衝記録などの営業情報をデータベース化し、OCGがOutSystemsを使って簡易なプロトタイプを作成。実際にSUSの営業要員が使用し、改善要望をヒアリングしながら機能追加や改善を行い、最終的なシステム化を目指す。9月中旬から12月中旬までトライアル期間として実施し、その評価結果を踏まえて、以降商用開発に取り組む予定だという。
各社の役割は以下のとおり。
- OCG:OutSystems開発基盤の提供、ファーストバージョンプロトタイプの作成、機能改善・機能追加の設計、SUSのエンジニアへのOutSystemsのトレーニング提供
- SUS:プロトタイプ用営業データの提供、営業要員からの機能改善要望の提供、トレーニングエンジニアの派遣
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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