東芝テック、DTSおよびSnowflakeは、Snowflakeが提供する「Snowflake マーケットプレイス(以下、マーケットプレイス)」上にてPOSパネルデータ提供のトライアルを開始した。
東芝テックはデータプロバイダーとして、クーポンサービス「テッククーポンデリ」を通じて小売業より了承を得たデータを統計処理。地域データとして提供することにより、社会課題の解決に寄与することを目指している。今回のトライアルでは、一部地域に限定したデータを用いて、日別、時間帯別、JANコード別の統計加工と、店頭での販売発生後1時間以内のSnowflakeデータ更新により、マーケットプレイスでの情報取得を可能とすることで、ライブデータの活用策を検討していくという。
販売データの主な特長
- 統計情報:特定の個人が識別できない統計情報として集計等を行った情報を使用しており、分析の対象に個人情報は含まない
- リアルタイム性:ライブデータは小売業における販売後1時間以内に更新され、エリア別の販売動向を確認できる
なお、構築パートナーであるDTSとの取り組みとして、ライブデータのダッシュボード作りなど共創データの見える化についても、今後検討していくとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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