AI insideは、生命保険業界向けに健康診断書の非定型読取によるデジタルデータ化と、そのデータ活用による新たな保険商品の開発などを支援する、AI技術やコンサルティングサービスをパッケージにしたDXソリューションを新たに提供すると発表した。
健康診断書の非定型読取においては、2022年9月にOmniscience社より取得したデータ構造化に関する特許技術、およびそれに基づくAI-OCRプロダクト「MegaOCR」を活用。データ活用では、ユーザーごとの課題抽出や予測判断AIの導入を支援するコンサルティングも行うという。
また、生命保険業界を対象にDX推進を支援し、引受査定基準の最適化や新たな保険商品の開発などに貢献。同DXソリューションを採用することで、紙やPDFの健康診断書に記載された、受診日、受診者情報(姓名等)、身体計測、血液検査、循環器系検査、尿検査、その他さまざまな項目をAIで高精度に自動変換・出力することができる。加えて、出力されたCSV形式のデータを活用して予測判断AIによる引受査定基準の最適化、新たな保険商品の開発といった、既存サービスの高度化および新規ビジネスの創出を実現可能だとしている。
今後同社は取り組みを通じてハイパーオートメーションのノウハウを蓄積し、生命保険業界に限らずあらゆる業界へDXソリューションとして展開する計画だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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