Okta Japanは、日刊工業新聞社(以下、日刊工)が、各種サービスごとに個別に管理していたユーザーIDを一つの「日刊工ID」に統合するのにあたり、Oktaの顧客向けアイデンティティ管理ソリューション「Okta Customer Identity Cloud」(以下、Okta CIC)を採用したと発表した。
日刊工がOkta CICを採用した最大の理由として、各種サービスをつなぐために必要なSDK(ソフトウェア開発キット)を挙げている。同ソリューションではプログラム言語やフレームワークに対応したSDK、導入ドキュメント、サンプルコードが用意されているため、開発環境が異なっていても開発者が一からソースコードを書くことなく、実装して連携を実現したという。
また、多くのAPIが用意されていることも選定理由の一つ。たとえば、日刊工のイベント事業では約9万件の展示会登録者のユーザーID情報が存在していたが、「Management API」を活用したインポート機能によって、ユーザーID情報をスムーズに移行できたという。
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