エクイニクスは、東京におけるクラウド需要の増加に対応するため、「TY12x」に続き、東京で2ヵ所目のxScaleデータセンターとなる「TY13x」を開設したことを発表した。
TY13xは、ハイパースケール合弁事業のグローバルポートフォリオの中で12番目に開設されたxScaleデータセンター。千葉県印西市に建設されたTY12xに隣接し、第1フェーズで8MW、フル稼働時には36MWのIT電力を供給する予定だという。
同合弁事業が完了する最終フェーズでは、世界36拠点に対する同ポートフォリオの投資は80億ドル(約1兆1200億円)を超える規模となり、720MW以上のIT電力供給を実現するとしている。
なお、既存のxScaleデータセンターにおける供給IT電力は合計約175MWで、2024年中には、現在開発中である9つのデータセンターで合計80MW以上のIT電力を供給する予定だという。
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