日立製作所(以下、日立)とEquinix(以下、エクイニクス)は、協業強化に向けたMOU(Memorandum Of Understanding)を締結した。MOUのもと、エクイニクスがLumada アライアンスプログラムに参加し、両社でデジタルソリューションの開発、展開、活用のサイクルを通じて、社会課題に取り組んでいく。

(左から)エクイニクス・ジャパン 代表取締役社長 小川久仁子氏、
Equinix プレジデント兼 CEO チャールズ・マイヤーズ氏、
日立製作所 執行役社長兼 CEO 小島啓二氏、
同社 執行役副社長 デジタルシステム&サービス統括本部長 德永俊昭氏、
同社 執行役専務 クラウドサービスプラットフォームビジネスユニット CEO 阿部淳氏
具体的にエクイニクスは、日立が「Platform Equinix」を活用して、環境配慮型ストレージソリューションをベースに、EverFlex from Hitachiとしてサステナブルなハイブリッドクラウドソリューションをグローバル展開することを支援する。また、検証センターである「Enterprise Hybrid Cloud SolutionCenter」を開設し、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境において、Platform Equinix上でストレージソリューションの検証を行う。
今後両社は、日立におけるLumadaのエコシステムと、エクイニクスが持つパートナーエコシステムを活用し、技術やノウハウを組み合わせながら、DXを加速させるソリューションの拡充を図っていくとしている。
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