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日立ソリューションズ、シリコンバレーで社員が起業をめざす「スタートアップ創出制度」を4月に開始

 日立ソリューションズは、シリコンバレーで、社員が2名1チームとなり、自らの社会課題解決アイデアで起業をめざす「スタートアップ創出制度」を、4月1日より開始する。

  同は15年以上前にシリコンバレーに拠点を設け、ベンチャーキャピタル(VC)のDNX Venturesやスタートアップ企業と関係構築し、日本市場にサービス展開してきた。シリコンバレーのエコシステムを活用してスピーディーに事業化できる人材の育成とともに、グローバルスタンダードなサービスの創出を目的に、同制度を立ち上げるとしている。

  社内公募で選ばれた社員は1年間、シリコンバレーにおいて、DNX Venturesと共同で開発したトレーニングを受けながら事業化を検証するとともに、VCなどからの資金調達をめざす。そして、日立ソリューションズから独立し、スタートアップ企業として事業成長に挑戦するという。仮にスタートアップ企業が事業撤退することになったとしても、日立ソリューションズが再雇用するオプション(社員にとってのセーフティネット)を用意している。

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スタートアップ創出制度のプログラム

  日立ソリューションズは今後、企業の枠を超えて、有識者を巻き込み、ナレッジ共有やアイデア醸成をめざす起業家コミュニティも立ち上げていくという。

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