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パナソニックEW、富士通のサプライチェーンリスク管理サービスを全社展開 グローバル規模でリスク可視化

 パナソニックエレクトリックワークス(以下、パナソニックEW)は、2021年7月より導入している富士通のサプライチェーンリスク管理サービスを、パナソニックEW全社へ展開したことを発表した。

 パナソニックEWは、自社が保有するサプライチェーンの脆弱性への対策強化を重要経営課題として認識。強固な事業継続体制を整備するため、富士通のサプライチェーンリスク管理サービスをベースに、2021年11月に独自の運用手法「ES-Resi.TM」を確立したという。

 ES-Resi.TMは、震度5強以上の大規模地震や、避難が必要とされる大雨警戒警報レベル4以上の気象庁データを自動的に取り込み、警戒対象地域のサプライヤー拠点を地図上で表示。影響のある調達部品や発注元情報を把握することが可能だという。また、これらの情報を「Microsoft Teams」のチャット機能を活用して、パナソニックEWの経営層を含む全社関係者での影響把握と対策アクションを促進しているとのことだ。

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 さらに、商品カテゴリーごとに重要品目を選定し、そのリスク対策状況を全拠点が共有サプライチェーンツリーで事前登録することをKPI指標に設定。これにより、全社規模のリスク対策状況を一元的に可視化でき、リスク管理運用を全社で標準化しているという。

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