エムオーテックス(以下、MOTEX)は、「自工会/部工会・サイバーセキュリティガイドライン 2.1版」に準拠した「ガイドライン対応サポートアカデミー」を開設し、セキュリティコンサルタントによる自動車産業向けガイドラインへの対応サポートを2023年10月より提供開始すると発表した。
日本自動車工業会(自工会、JAMA)および日本自動車部品工業会(部工会、JAPIA)は、自動車産業全体でのセキュリティ強化を狙いとして「自工会/部工会・サイバーセキュリティガイドライン」を策定。所属企業に対しては、同年12月末までに同ガイドラインに対応した「自動車産業 セキュリティチェックシート V2.1」の提出を求めており、各社でガイドラインへの対策が急務となっているという。
MOTEXは、コンサルティング実績とセキュリティの知見を活かし「ガイドライン対応サポートアカデミー」を開設。ガイドラインへの対応サポートサービスをパッケージ製品として提供するという。
第一弾として「チェックシート提出サポート」を10月より提供開始する。チェックシート提出にあわせ、セキュリティコンサルタントがガイドラインやチェックシートの内容を解説する講座を開催。入力済みチェックシートの添削サービスや個別相談会により、ガイドラインに沿った効果的なセキュリティ対策を実現するためにサポートを行うとのことだ。
今後は、ガイドラインで示されている「目指すべき到達点」を達成するための運用設計や実運用に必要な体制図、管理表などのサンプル提供といったサポートサービス追加を予定しているという。
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