Nutanixは、人工知能(AI)と機械学習(ML)の導入を進める顧客企業向けに「Nutanix GPT-in-a-Box」を発表した。
同ソリューションは、ソフトウェア定義型・AI対応のフルスタックプラットフォームと各種サービスで構成される。代表的なオープンソースのAI/MLOpsフレームワークを「Nutanix Cloud Platform」上で使用することで、大規模言語モデル(LLM)を導入する上で適したハードウェア/ソフトウェアインフラストラクチャーの規模を調整し、構成できるとのこと。また顧客企業は、AI対応インフラストラクチャーを調達し、エッジやデータセンターでLLMを含むGPTの微調整・実行が可能だという。
ソリューションの特徴は以下のとおり。
- Nutanix Files Storage/Objects Storageソリューション、Nutanix AHVハイパーバイザーとKubernetes、NVIDIA GPUアクセラレーション対応により、Nutanix Cloud Infrastructureプラットフォームにおいて規模の調整が可能
- Nutanixの各種サービスは、代表的なオープンソースのディープラーニング/MLOpsフレームワーク、推論サーバーと、Llama2、Falcon、MPTなどの大規模言語モデルを採用。顧客企業はクラスターの規模を調整し、スタックを導入可能
- データサイエンティストやML管理者は、各種アプリケーション、ターミナルUI、標準的なCLIを選択・使用可能
- Nutanixのプラットフォームを活用することで、他のGPTモデルを実行することや、Nutanix Files/Objects Storageサービスにホストされる内部データを活用し、モデルの微調整を行うことが可能
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