セールスフォース(Salesforce)は、AIテクノロジー「Einstein」の次世代版を発表した。
Einsteinの新たな構成要素は以下の通り。
- Einstein Copilot:Salesforceアプリケーションのユーザーエクスペリエンスに搭載された新しい対話型AIアシスタント。カスタマイズなしで利用可能。同機能はワークフローの中でユーザーをサポートし、ユーザーが自然言語で質問すると、Salesforce Data Cloud独自の企業データに基づき、適切な回答を提供する
- Einstein Copilot Studio:何百通りもの業務タスクにあわせた特定のプロンプト、スキル、AIモデルを使ってAI搭載アプリを構築できる
秋にパイロット実施予定のEinstein CopilotとEinstein Copilot Studioは、Salesforce上に構築されたAIアーキテクチャであるEinstein Trust Layer内で動作するという。これにより、企業のデータプライバシーとセキュリティ基準を維持しながら顧客データに基づいて対応することで、高品質なAI処理結果を生み出せるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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