セゾン情報システムズは、長野県が、洪水予測などの住民生活の向上を目指したデータ連携基盤に「DataSpider Servista」と「HULFT DataCatalog」を採用したと発表した。
長野県では、行政事務やインフラなどのDXを推進する「スマートハイランド推進プログラム」の一環として、データ連携基盤を活用した洪水予測などを推進。同基盤はセゾン情報システムズのパートナーであるメディアフォースがノーコード開発で構築したため、導入期間の短縮を実現したとしている。
データ連携基盤はDataSpider Servistaを中心に構築し、蓄積された情報のメタデータをHULFT DataCatalogによって自動収集してカタログ化することで情報を可視化。4月から運用開始されており、77市町村を対象とし、これまで個別にデータ取得・保有していた負担を軽減しながらデータ収集ができるという。導入効果は以下のとおり。
- 市町村に負担をかけずにWebクローリングでデータ収集を実現
- 連携先の追加や項目変更など内製化を実現

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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