デル・テクノロジーズは米国時間10月31日、Metaとの協業を発表した。これにより、デル・テクノロジーズのユーザーは、同社のITインフラストラクチャー、クライアントデバイス、プロフェッショナルサービスの生成AIポートフォリオとともに、MetaのLlama 2モデルを導入・展開することが可能になるとしている。
今回の協業は、デル・テクノロジーズのインフラストラクチャーポートフォリオとMetaのAIモデルであるLlama 2ファミリーの統合によって、オンプレミスのAI環境を簡素化するもの。既存のデータセンターやエッジロケーションなど、オンプレミス環境における生成AIの取り組みを推進するという。デル・テクノロジーズは、MetaのLlama 2モデルを自社のシステムサイジングツールに統合することで、Llama 2をベースにしたAIの取り組みを強化する最適なソリューションの実現を支援するとのことだ。
Llama 2と統合した「Dell Validated Design for Generative AI」は、事前テスト済みで実証済みのデル・テクノロジーズのインフラストラクチャー、ソフトウェア、サービスを提供。オンプレミス環境におけるプロジェクトの展開と管理を合理化するという。ユーザーは、展開と構成設定を文書化したガイドによって、自社の生成AIインフラストラクチャーを立ち上げて実行し、予測可能な状態でLlama 2を運用することができるとしている。
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