KPMGコンサルティングは、東京地下鉄(以下、東京メトロ)が進めるサステナビリティ経営の実践に向けて、脱炭素化の取り組みおよび人的資本経営の推進を支援した。
東京メトロでは、サステナビリティを経営の中核に据え、安全の確保を前提に次世代に向けたコスト構造や業務の抜本的な見直しを図る「構造変革」に取り組んでいる。脱炭素化の取り組みとしては、長期環境目標「メトロCO2ゼロ チャレンジ 2050」の達成に向け、CO2削減目標を2023年度より引き上げるとともに、人的資本経営の推進では、社員一人ひとりの多様性を尊重した人材戦略の策定・実行に取り組んでいるという。
そのような状況を受け、KPMGコンサルティングは、メトロCO2ゼロ チャレンジ 2050達成に向けて、各ScopeのGHG排出量データの収集・分析から情報開示に関する高度化、および社会的なインパクト算定を支援。また人的資本経営の推進に向けて、目指す組織の姿や求める人材像の定義をはじめとする人材戦略の策定および情報開示に関する支援を行ったとしている。
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