2024年9月24日、IBMは、Kubecostの買収を発表した。
今回の買収によりIBMは、主要なテクノロジーを戦略的に組み合わせFinOpsの成長を促進するとしている。具体的には、IBMのFinOpsスイートにコンテナのコスト管理機能が追加されるという。
Kubecostは、Kubernetes環境内での支出を削減し、オーバー・プロビジョニングを回避するために必要なリアルタイムでのコストの可視化と洞察を提供。Kubernetesとクラウド課金APIへの直接統合により、FinOpsチームはワークロードを把握し、クラウドの支出を最適化し、リソース不足に起因するシステム停止を防げるとしている。
【関連記事】
・パロアルトネットワークス、IBMのQRadar SaaS資産の買収完了を発表 パートナーシップを強化
・マルイ、日本IBMのAI需要予測を全店舗に導入 客数予測精度90%超え、発注時間50%削減を達成
・IBM、脅威検知・対応サービスに生成AI機能を導入 類似脅威の履歴相関分析で調査を迅速化