“国内回帰”の資生堂が警戒する「OTセキュリティ」──全5拠点の工場と一体の体制構築で標準化を推進
生成AI活用には独自ワークフローの整備でリスク低減を模索
スキンケアやメイクアップなど化粧品事業を手がける資生堂は、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」をミッションに事業展開を行っている。同社が最近注力しているのがOT(オペレーション・テクノロジー)セキュリティの強化とAI活用だ。昨今OTに対してもサイバー攻撃が行われるようになっていることから、2021年以降、工場セキュリティ強化に着手した。生成AIについても国内、グローバルともにリスクを考慮しながら活用を進めているという。資生堂のOTセキュリティとAI活用の取り組みを紹介する。
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三浦 優子(ミウラ ユウコ)
日本大学芸術学部映画学科卒業後、2年間同校に勤務。1990年、コンピュータ・ニュース社(現・BCN)に記者として勤務。2003年、同社を退社し、フリーランスライターに。IT系Web媒体等で取材、執筆活動を行なっている。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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