SnowflakeとAnthropicは、複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結した。

同パートナーシップにより、Anthropicの「Claude 3.5モデル」が、
AWS上の「Snowflake Cortex AI」内で安全に利用できるようになるとしている。Snowflake Cortex AIは、Snowflakeが提供するフルマネージドのAIサービスで、一連の生成AI機能を提供するもの。加えて、「Snowflake Intelligence」や「Cortex Analyst」といったSnowflakeのエージェント型AI製品は、これらのエクスペリエンスを強化する主要な大規模言語モデル(LLM)の1つとしてClaudeを活用するとのことだ。
ClaudeをSnowflakeのプラットフォームと組み合わせることで、企業は会話型アシスタントや大規模な言語処理を通じてデータの可能性を引き出せるという。Claudeの言語モデルにより、Snowflakeのデータエージェントがデータをより深く分析し、アドホック分析を実行して視覚化を生成し、その他のマルチステップのワークフローを実行する能力を強化するとしている。
加えて、Snowflake Horizonカタログのエンタープライズグレードの強力なコンプライアンス、セキュリティ、プライバシー、検出、コラボレーションといった機能がCortex AIにネイティブに統合されているため、ユーザーはアクセス制御とガバナンスガードレールとともにClaude 3.5モデルが活用可能。これにより、高精度な結果を提供する信頼できるAIが実現するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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