日立ソリューションズは、企業内ネットワークや広域ネットワークのアクセス状況を監視・分析し、障害の発生箇所や影響範囲を従業員が利用するデバイス上にリアルタイムで表示する「ネットワークパス自己監視サービス」を提供開始した。
同サービスは、「Cisco ThousandEyes」を活用して、ネットワーク構成やアクセス経路のオブザーバビリティ情報を収集、分析し、障害発生状況を従業員が利用するPCやモバイルデバイスなどに表示するもの。これにより、従業員のネットワークにつながらないストレスや不満を緩和し、デジタル従業員エクスペリエンス(DEX)の向上を支援するという。ITサポート部門においても、障害の発生箇所や影響範囲を特定、周知することで従業員からの問い合わせが減るため、復旧作業に専念できるとしている。
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ネットワークパス自己監視サービスの適用効果
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ネットワークパス自己監視サービスの特徴と効果:
- ネットワークアクセス状況をリアルタイムで分析し、障害の発生箇所や影響範囲を特定
- 障害発生箇所を従業員にいち早く知らせることで、ストレスや不満を緩和
- ITサポート部門の問い合わせ負担を軽減
- 障害発生箇所と影響範囲を特定することで、早期復旧を支援
- 提供価格:個別見積もり(別途、Cisco ThousandEyesの契約が必要)
- 販売開始日:2025年2月5日
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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