米国時間2025年2月4日、CyberArkは、SentinelOneのAI駆動サイバーセキュリティプラットフォーム「SentinelOne Singularity」との新たな連携を発表した。
これにより、SentinelOneの「SingularityTM Endpoint」のエンドポイント検知・対応機能と、「CyberArk Endpoint Privilege Manager」の機能が一体化。同統合により、AIによるセキュリティ分析を統合したセキュリティフレームワークを実現し、脅威の特定と対応を迅速化するとのことだ。
加えて、SentinelOne SingularityのAI SIEMおよびXDRのユースケースにおいて、CyberArkのアイデンティティデータを活用することが可能になるという。
今回の統合により、以下のようなメリットが得られるとしている。
- 特権アクセスとリソースアクセスの制御、継続的な監視、分析により、ランサムウェアや認証情報の窃取、その他のエンドポイント攻撃を検知・防止
- 脅威インテリジェンスと可視性により、インシデントへの対応と被害軽減を迅速化
- 管理者権限の常時付与を排除し、アプリケーション制御とエンドポイントでの認証情報ローテーションを実装しながら、ポリシーベースのプログラム権限昇格の自動化により、セキュリティを強化しつつ、ユーザーの生産性を維持
- SaaSベースのソリューションにより、導入・運用を簡素化し迅速な効果を実現
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